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Event 2025.07.22

SI&C シニア・プロジェクト・マネージャーの五代栄(左)と同役職の樋口貢司

「PMのその先へ」
─SI&Cで描く、上位マネジメントのリアルとキャリアの軌跡

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SI&C シニア・プロジェクト・マネージャーの五代栄(左)と同役職の樋口貢司

これからどのようなキャリアを積んでいくのか、またどのような仕事をしていくのか。

さまざまな分野で活躍するSI&Cの先輩を迎えてこれからの“ヒント”を得るための企画

「SI&C キャリアセッション」を開催しました。

今回はSPM(シニア・プロジェクト・マネージャー※PMの一つ上の上位マネジメント層)の2名を迎えた、

PMのリアルとキャリアの軌跡に関するセッションの当日の模様をレポートします!

目次

「より大きなフィールドへ」「マネジメント
に携わりたい」想いでSI&Cへ転職

SI&C本社のある、東京・港区「世界貿易センタービルディング南館」の会議室。「自身のキャリアについて考えたい」「登壇者の経験やリアルな想いなど、さまざまな話を聞いてみたい」と考える、若手から中堅さらにはベテランまで、SI&C社員だけでなく社外からもたくさんの参加者が集いました。

 

今回登壇者するのは、SI&Cでシニア・プロジェクト・マネージャー(以下、SPM)として活躍する、五代栄(以下、五代)と樋口貢司(以下、樋口)の2名、司会進行をHR Strategy部 部長の大田麻奈美(以下、大田)が務め、セッションは2名の自己紹介からスタートしました。

 

―五代

「私は2007年に新卒として前社に入社し、信用組合向けシステム運用や、都市銀行向け業務アプリの開発に携わりました。その後、2016年にSI&Cに入社して開発リーダーとなり、22年にアカウントマネージャー、23年に開発部長を兼務し、24年よりSPMとして業務に従事しています。“IT×オフショア×上流工程”が、私自身の経歴の特徴となっています。座右の銘はアインシュタインが言った『Imagination is more important than knowledge(知識には限界がある。でも想像力は、未来をつくれる)』です。」

 

―樋口

「私は2003年にシステム系企業に入社し、プログラマとして大手通信系企業のシステム開発や自社サーバの構築、ウォーターフォール開発などを手がけました。2008年にSI&Cに入社し、サブリーダーとして管理業務を経験。その後はプロジェクトリーダーも務め、“IT×開発目線×お客様目線”が自分の経歴の特徴となっています。座右の銘は作家の井上靖が残した『努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』です。」

 

―大田

さまざまな実績を持つお二人ですが、SI&Cへ転職した理由を教えて下さい。

 

―五代

「より大きなフィールドで仕事をしていきたいと考えていた時に、SI&Cと出会いました。合同説明会があったのですが、その際に感じた社員の方々や会社の雰囲気の良さが一番の決め手になりました。」

 

―樋口

「前職ではプログラマとして、どちらかと言うと“個”の動きが主体でした。ある程度経験を積み、これからはチームや組織として仕事を推進する仕事、マネジメントにも携わりたいと思い、その部分に力を入れているSI&Cへの入社を決意しました。」

自ら考え行動すること、そして、
あらゆることを自分ゴト化することが重要!

 

 

―大田

SI&C入社後に印象に残るエピソードがあれば教えて下さい。

 

―五代

「プロジェクトを推進していく、責任のある立場で仕事がしたいと申し出たところ、大きなプロジェクトを任せてもらう機会をいただきました。先輩や上司にたくさんのアドバイスをもらいながら、自らが率先して考え、行動した結果、成功体験に繋がったことが印象にとても残っています。」

 

―樋口

「入社後すぐにサブリーダーとしてプロジェクトを進めました。周囲の先輩から『ここをこうした方が良い』『もっとこんな風にコミュニケーションをしたらスムーズに推進できる』など、たくさんの助言をもらいました。その時の経験があって、今の自分があると思っています。」

 

―大田

SPMという仕事を通して感じる、やりがいや楽しさとは?

 

―五代

「プロジェクトリーダーという立場になって、上司からアドバイスをいただいて、“このプロジェクトには何が必要なのか?”という本質を重視するようになりました。今はどのプロジェクトにおいても、ミッションを遂げるには何をすれば良いのか、何が必要なのかと考え、チーム編成や人を育成して結果へと繋いでいくところにやりがいを感じています。」

 

―樋口

「SI&Cに入社して、尊敬できる上司や先輩との出逢いがたくさんありました。特にそれらの方々から学んだのが、視座の高さ・視野の広さでした。リーダーは自分のチームを見れば良いのですが、SPMになるとミクロとマクロの両方のバランスを考慮することが重要で、それが難しさであると同時に、やりがいに感じる部分でもあります。」

 

―大田

仕事をする上で、大切にしていることを教えて下さい。

 

―五代

「挑戦を続けることを大切にしています。SI&CはMBOを経て、会社自体が大きく変化し、全員の目標意識が高く、一人ひとりが当事者意識を持って仕事をしているな、と感じています。特に、クライアント企業と直接関わる“プライム案件”を担うケースが増えてきており、会社としても拡大したい領域なので、SPMとしてどんどんチャレンジを続けていきたいと考えています。」

 

―樋口

「仲間とのコミュニケーション、繋がりを大切にしています。私は長男・長女が誕生した際の2回、それぞれ3ヶ月の育休を取得しています。ふだんの仕事では忙しく大変な場面もありますが、SI&Cには助け合うカルチャーが根付いていて、特に育休を取得した際にその繋がりの強さ、チーム力の良さを実感しました。自分たちが気持ちよく仕事をして高い品質を実現すれば、お客様にも喜んでいただけるので、引き続きその良い循環をつくっていきたいと思っています。」

 

―大田

最後に、今後どのような人と一緒に仕事がしたいか聞かせて下さい。

 

―五代

「知識・経験・技術など、いろいろ有することはもちろん理想ですが、まずは『どうしてこれをやるのか?』と自ら考えられる人が良いですね。自分の目の前のことだけに囚われるのではなく、あらゆることに当事者意識を持って、考え、行動に移せる人がSI&Cの環境に合うと思います。」

 

―樋口

「ただ指示に従うとか、型にはまるとかではなく、自分で感じて考えて、違うと思ったらきちんと意見を言える人が良いと思います。すべて自分の課題として自分ゴト化していくことで、周囲とのいろんな繋がりも生まれますし、そういう方と一緒に仕事ができたら良いなと思います。」

 

 

 

 

トークセッションが終わると、質疑応答へ。

 

『困難をどう乗り越えた?』という質問には、「本当に忙しい時期もあったけれど、一人で抱えることなくチームで一丸となって乗り越えた。」と樋口が回答。

 

『これまでの失敗談は?』の問いには、五代が「失敗しないように常に報連相を大切にしてきた。」と笑顔で答えていたのが印象的でした。

 

さらに、『育休取得について』の質問に「自分が会社で2人目の男性での取得者。今では取得して当たり前のカルチャーになっている。」と樋口が実体験を元に回答していました。

 

ほかにも『技術を極めることとPMを目指すことの両立について』や『1on1のコツ』など実践的な質問も飛び交い、会場は興味深く聞き入ると同時に、時に笑いにも包まれていました。

 

第二部は『エンジニア交流会』として飲み物と軽食が用意され、親睦会を開催。お酒などを片手に、交流を深める貴重な機会となりました。

 

参加者に、『キャリアセッション』に参加した感想を訊いてみました。

 

参加者の声★

・自分のキャリア形成を具体的にイメージする参考になりました。

 

・PMの具体的な体験を聞くことができ興味深かった。

 

・同世代のメンバーと知り合うきっかけができてよかったです。

 

今後も『キャリアセッション』は継続的に開催する予定です。

SI&Cで働く仲間のさまざまな意見、仕事への取組み方などが聞ける機会ですのでぜひお気軽に参加ください。

「キャリアセッション」の後には、お酒と軽食を楽しみながら30分ほどの懇親会を開催。親睦を深め、最後は参加者全員で笑顔で記念撮影!