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東芝デジタルソリューションズ株式会社 様同じ目的・ゴールに向かい
共に進化・成長していくパートナーへ

東芝デジタルソリューションズ株式会社様は、東芝グループの中でもIoTAI、量子技術といったデジタル技術を駆使して、企業や社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するシステムインテグレーター。
製造業や社会インフラ、公共など多岐にわたる事業領域を手がけ、豊富な知見と高いデジタル技術を融合させ、コンサルティングからシステム開発、運用から保守まで一貫したトータル・ソリューションを提供している。

SI&Cは2019年より、東芝デジタルソリューションズ様が推進する新たな『遠隔監視システム』の開発、そして現在は『公共事業向けアセット管理システム』構築のプロジェクトに参画。
プロジェクトを担当する東芝デジタルソリューションズの島内さんと高橋さんに、SI&Cとの協働などについてお話を伺った。

目次

お客様の多様なニーズに応える、Webアプリ開発からプロジェクトに参画

東芝デジタルソリューションズ様は、設備・機器メーカー向けアセットIoTクラウドサービス『Meister RemoteX』をはじめ、培ったIoT技術によってさまざまなソリューションを生みだし提供している。

デジタルエンジニアリングセンターの事業内容について教えてください

■島内さん
私が所属するデジタルエンジニアリングセンターは、IoTやAIなどのデジタル技術を活用したソリューションの開発・製造・販売のほか、産業用設備の遠隔監視・保守、データサービスの提供や、公共向けのソリューション、人材管理・顧客管理といった共通業務ソリューションなどの開発を手がけています。
東芝グループが長年培ってきた多様な領域の知見と新しい技術を融合させて、社会インフラやものづくり、流通など多岐にわたる分野の課題解決とDX化を推進しています。

SI&Cとの協働に至った背景をお聞かせください

■島内さん
2019年頃より協働がスタートしました。IoTを駆使した弊社の『IoTスタンダードパック』というサービスをさらにアップグレードした『Meister RemoteX』を開発したタイミングで、そのサービスをお客様に提供していくプロジェクトにおいて、SI&CのエンジニアにWebアプリ開発を担当いただきました。

東芝デジタルソリューションズ株式会社 デジタルエンジニアリングセンター マネージャーの島内 護さん

SI&Cにはどのようなことを期待していましたか?

■島内さん
Meister RemoteX』は、納入した設備・機器の稼働データや保守履歴を活用したメンテナンスサービスを実現する、アセットIoTクラウドサービスです。
現在でこそ多彩な機能やアプリケーションが充実してきていますが、その頃はまだIoTの基盤がようやく整ったといった状況でした。そのためお客様ごとのニーズに応えるアプリの開発が重要な課題となっており、主にその部分で力になってもらいたいと考えていました。

共にプロジェクトを成功させ、重要なモデルケースに

O&M(オペレーション&メンテナンス)等のリカーリング・ビジネスの構築を視野に入れながら、東芝デジタルソリューションズ様は熱源・ビル・店舗など当社の幅広いソリューションを集約した「IoTソリューションプラットホーム」の構築を推進。SI&Cがそのプロジェクトに寄り添った。

「遠隔監視システム開発」プロジェクトについて教えてください

■高橋さん
遠隔監視システムを強化することで、冷媒漏洩対策・故障予知・省エネチューニングなど、お客様にさまざまなメリットをご提供することが可能になります。お客様に無駄なく最適なシステムを納入し、運用・活用いただくことを重視したプロジェクトでした。
プロジェクトで使用した技術は当社にとっても新しくチャレンジングなもので、ステップ分けをしてSI&Cには5年ほどにわたって併走していただきました。

東芝デジタルソリューションズ株式会社 デジタルエンジニアリングセンター スペシャリストの高橋 信道さん

SI&Cメンバーの印象はどのようなものでしたか?

■高橋さん
冒頭の話にもありましたが、プロジェクト当初はパブリッククラウドの黎明期で、SI&Cのエンジニアと一緒に英語の文献などを読み解きながら、一緒に構築していった想い出があります。
すごく困難な状況ではありましたが、こうしてみよう、ああしてみようととても前向きにトライ&エラーを繰り返す姿が印象に残っていますね。

プロジェクトの結果について教えてください

■高橋さん
私たちは、お客様の環境がどれだけ良くなるか、そして納入後にどれだけ使いやすいかという点を重視してものづくりをしています。
そのためお客様の事業や業務の流れなど、さまざまなことを把握し、コミュニケーションを大切にしながら提案しています。
その姿勢マインドはSI&Cのメンバーも同様で、実際にお客様とのミーティングにも出席いただき課題の発見や具体的な提案にも貢献していただきました。
その結果、お客様の要件定義から設計や実装、さらにはスケジュールの徹底なども実現でき、一つのチームとして無事に成功裏に終えることができました。
お客様からもたくさんの感謝の声をいただきました。私たちにとってもプレッシャーのあるプロジェクトでしたが、一つの事例と言いますか、重要なモデルケースとしてその後の多様な展開に直結したプロジェクトになったと思います。

1つのチームとして、“あうんの呼吸”でプロジェクトを推進

その後の「公共事業向けアセット管理システム」についてもお聞かせください

■高橋さん
当社では公共・社会インフラのプロジェクトも多く手がけています。近年ではインフラの老朽化が社会的に大きな課題となっており、メンテナンスの効率化や、投資の最適化が求められています。
そのなかで水道事業の最適化に関するプロジェクトを、2023年よりSI&Cと共に現在進行形で推進しています。

■島内さん
内容としましては、各自治体様の水道事業をより効率的に行い、利益につなぐためのシステムを目指すプラットフォームの構築です。
Meister RemoteX』のアセット統合データ基盤と外部システムのスムーズな連携によって、設備保全管理や作業計画管理、設備リスク評価や投資最適化をプラットフォーム上で管理し、コストやパフォーマンスの最適化を図るものです。

本プロジェクトにSI&Cをパートナーに選んだ理由を教えてください

■島内さん
5年にわたる「遠隔監視システム開発」プロジェクトによって、SI&Cの知見や技術力、それから前向きに挑む姿勢評価してい、『Meister RemoteX』への理解度も高いことから、安心してお任せできると考え協働することになりました。“あうんの呼吸”というのでしょうか、今回も1つのチームとしてスムーズに進められたと感じています。

本プロジェクトにおけるSI&Cの印象とは?

■高橋さん
以前のプロジェクトでもそうでしたが、画面開発だけ、データベースだけ…と特定の技術領域にだけではなく、クラウド開発全般をお任せできるオールラウンダーである印象が強いです。
積極的にお客様の話を聞いては試行錯誤を繰り返すことが重要なプロジェクトなのですが、すごく力になっていただいていますね。

■島内さん
プロジェクトに参画しているSI&Cのメンバーはもちろんですが、開発やプロジェクト管理を含め、SI&Cの会社としての存在にもとても信頼感を抱いています。
技術力や解決力だけではなく、工程管理やサポートなども徹底していて、トータルで安心してお任せできる印象です。

共に進化・成長していくパートナーとして

最後に、2つのプロジェクトを通じて感じるSI&Cの魅力や未来について、お二人に語ってもらった。

協働を通して感じたSI&Cの魅力について教えてください

■島内さん
やはり一人ひとりの技術力の高さだけに留まらない、業務プロセス全般において信頼できるパートナーであるところですね。点ではなく線、さらには面で一緒に協働できるパートナーであるところが魅力です。

■高橋さん
新しいことへの積極的なアクションや、チャレンジスピリットがあるところに魅力を感じます。
自分たちも常に新しい技術や価値の創出に挑んでいますが、その部分を一緒にトライしていく仲間だと思っています。

現在お二人にとってSI&Cはどのような存在になっていますか?

■島内さん
一言で言えば、“任せられる存在”です。さらに言いますと、気軽に相談できる存在でもありますし、頼れる存在でもあります。

■高橋さん
私も一言で言うなら、“欠かせない存在”ですね。システム開発は一人で完結できるものではありませんし、周囲とのコミュニケーションも非常に重要です。私たちはUXを重視していますが、そういった観点からも、一緒にお客様のことを考えソリューションを提供していくパートナーになっています。

SI&Cとのこれからの展望についてお聞かせください

■高橋さん
東芝グループの理念に『人と、地球の、明日のために。』という言葉があります。SI&Cとはその想いが共有できていると感じていまして、一緒になって未来を描いて行けたらと思います。これからも、新しい価値を共に創っていけたらいいですね。

■島内さん
さまざまな困難がある中でもあらゆるプロセスが心地よく、信頼を持って気持ちよく一緒に仕事ができる仲間です。
これまでも同じ目標やゴールに向かって、一緒に学びながら、経験しながら、いろいろ乗り越えて進んできました。これからも共感し合いながら、お客様が求めることに対して同じ視座や想いを持ちながら、成長していけるパートナーでいていただきたいです。

お客様に理想のソリューションを提供する、東芝デジタルソリューション様と共に歩むSI&C。常に新たな価値の創造に向けて、共に成長・進化を重ねながら、これからも協働は続いていく。

Meister RemoteXは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本またはその他の国における登録商標または商標です 

東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市)

IoTやAI、量子技術といったデジタル技術を駆使して、企業や社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するシステムインテグレーター。製造業や社会インフラ、公共など多岐にわたる事業領域を手がけ、豊富な知見と高いデジタル技術を融合させ、コンサルティングからシステム開発、運用から保守まで一貫したトータル・ソリューションを提供している。
https://www.global.toshiba/jp/company/digitalsolution.html

「Meister RemoteX」は、設備・機器メーカー向けのアセットIoTクラウドサービスです。納入した設備・機器の稼働データや保守履歴を活用し、メンテナンスサービスの高度化を実現します。IoT技術を活用することで、国内外に納入された設備・機器をリアルタイムで監視し、異常の兆候を検知することで、故障に至る前の予防保全を可能にします。また、保守員による定期点検業務においては、定期レポートの自動作成やリモートメンテナンスの実現により、点検業務の効率化とコスト削減を支援します。
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/manufacturing-ict/meister-remotex.html

 

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